「オイル系のスタイリング剤を使ってみたけど、上手に使いこなせない」「髪がベタついてしまう…」そんな悩みを抱えていませんか?オイル系スタイリング剤は、髪にツヤを与え、まとまりを作るのにとても効果的ですが、使い方を誤ると髪が重くなったり、べたついたりすることもあります。
今回は、美容師としての視点から、オイル系スタイリング剤の正しい使い方を徹底解説します!髪質やスタイル別にぴったりな使い方を紹介するので、オイル系製品をもっと上手に使いこなし、美しい髪を手に入れましょう。
◆ 1. オイル系スタイリング剤とは?
まずはオイル系スタイリング剤について簡単に理解しましょう。オイル系スタイリング剤は、髪の毛にツヤや潤いを与えることができる製品で、特に乾燥しがちな髪や、パサつきが気になる髪に効果的です。
オイルの成分としては、以下のようなものが使われることが一般的です:
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アルガンオイル:髪に栄養を与え、保湿効果が高い
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ココナッツオイル:髪の柔軟性を保つ
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ホホバオイル:髪に艶を与え、保湿する

オイル系製品には、シャンプー後に使用するタイプやスタイリング時に使うタイプなど、さまざまな種類があるのじゃ。
◆ 2. オイル系スタイリング剤の使い方
2.1 髪質別の使い方
オイル系スタイリング剤を使うときは、髪質によって使い方を工夫することが大切です。以下に、髪質別に最適な使い方を紹介します。
細い髪・薄毛の髪
細い髪やボリュームが出にくい髪の場合、オイルを使うと髪が重くなり、ペタっとしてしまうことがあります。そのため、少量を手のひらでしっかりと温めてから、毛先を中心に軽くつけると良いでしょう。
おすすめ方法:
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少量使用(1〜2プッシュ)
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毛先にのみつけ、根元に近づけない
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乾いた髪に使用することで、ボリュームをキープしつつツヤを与える
乾燥した髪
乾燥した髪は水分が足りていないため、オイル系スタイリング剤の潤い成分が特に効果を発揮します。髪全体にしっかりと馴染ませると、ふんわりとした柔らかさと艶感が得られます。
おすすめ方法:
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しっかりと量を調整(2〜3プッシュ)
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髪全体に馴染ませる:根元から毛先まで均等に行き渡らせる
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乾燥した毛先に特に重点をおく
太くて硬い髪
太くて硬い髪は、オイル系製品が髪に潤いと柔軟性を与えて、まとまりやすくなります。たっぷりとオイルを使って、髪全体をコーティングしましょう。
おすすめ方法:
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多めの量を使用(3〜4プッシュ)
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髪全体にしっかりと馴染ませる
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湿った髪に使用すると、より柔らかく仕上がる
2.2 スタイリング別の使い方
オイル系スタイリング剤は、目的に応じて使い分けると、より効果的にスタイリングができます。
髪にツヤを与えたい時
ツヤを出すためには、髪全体にオイルを薄く塗布することがポイントです。髪の表面にオイルを塗ることで、光沢感を与えることができます。
おすすめ方法:
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少量を手のひらで温めてから髪全体に馴染ませる
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乾いた髪の表面に軽く伸ばす
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毛先に集中してツヤを出すと、まとまりがよくなります
ウェーブ・カールを作りたい時
ウェーブやカールを作る際には、オイルをスタイリングの仕上げとして使用します。ウェーブやカールができた後に、少量のオイルを手に取って、毛先を軽く動かすように馴染ませると、動きが出やすくなります。
おすすめ方法:
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髪を巻いた後に使用(少量でOK)
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毛先にのみ馴染ませる
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手のひらで髪をもみ込むようにして、動きを作る
寝癖直しとして使いたい時
寝癖を直すときも、オイルはとても便利です。寝癖がついてしまった髪に軽くオイルをつけて、ブラシや手で整えることで、髪のクセを簡単に直すことができます。
おすすめ方法:
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寝癖のついた髪にスプレータイプのオイルを使用
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軽く全体に馴染ませてから、ブラシで整える
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水分を足す感覚で、髪全体に軽くスプレーする
◆ 3. オイル系スタイリング剤の選び方
オイル系製品は種類が豊富なので、髪質や目的に合わせて選ぶことが大切です。
3.1 軽い仕上がりが好みの場合
軽い質感を求める場合は、スプレータイプのオイルを選びましょう。スプレータイプは均等にオイルを髪に吹きかけられ、べたつきにくいため、軽い仕上がりが得られます。
3.2 しっかり保湿したい場合
しっかりと潤いを与えたい場合は、オイルクリームタイプがおすすめです。クリームタイプは髪の中に潤いを閉じ込め、乾燥を防ぐ効果があります。
3.3 ツヤ感を重視する場合
ツヤを出したい場合は、アルガンオイルやホホバオイルを使用した製品が効果的です。これらのオイルは髪に艶を与え、自然な輝きを持続させてくれます。
◆ 4. 注意点:オイル系スタイリング剤を使う時のコツ
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使い過ぎない:オイルは少量ずつ使うことがポイント。髪にべたつき感を感じた場合は、使う量を減らしてみましょう。
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均等に塗布:オイルを髪に馴染ませる際は、毛先から中間部分にかけて均等に塗布することを心がけましょう。
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湿った髪に使用する場合、ドライヤーを使う:湿った髪にオイルを使った場合、ドライヤーで乾かすとよりツヤが出やすくなります。
◆ まとめ:オイル系スタイリング剤を使いこなして、美しい髪を手に入れよう!
オイル系スタイリング剤は、髪質や目的に合わせて使うことで、ツヤ感やまとまりを手に入れることができます。自分の髪質に合った製品を選び、正しい使い方を実践すれば、髪がより美しく、扱いやすくなること間違いなしです!
この記事で紹介した使い方を参考に、オイル系スタイリング剤を上手に使いこなして、毎日のヘアスタイリングを楽しんでくださいね。

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