「ショートボブとボブって何が違うの?」
「どっちが自分に似合うかわからない」
「ショートボブにしたら後悔する?」
サロンで本当によく聞かれる質問です。
結論から言うと――
違いは“長さ”だけではありません。
本当の違いは
✔ 重心の位置
✔ 丸みの作り方
✔ 首元の見え方
✔ 骨格補正力
にあります。
この記事では現役美容師目線で、
初心者の方でもわかるように徹底解説します。
1. ボブとは?まずは基本を理解

ボブとは、あご〜肩につく長さまでの
比較的まとまりのあるスタイルを指します。
▼ ボブの特徴
- 長さ:あご下〜肩上
- シルエット:横に広がりにくい
- 重心:下寄り
- ライン:ぱつっと感が出やすい
いわゆる「切りっぱなしボブ」「内巻きボブ」はここに分類されます。
▼ ボブのメリット
✔ 広がりを抑えやすい
✔ くせ毛と相性が良い
✔ 朝のセットが比較的ラク
✔ 結べる長さを残せる場合がある
重さがあるため、扱いやすいのが最大の強みです。
2. ショートボブとは?ボブとの決定的な違い

ショートボブは名前の通り、
ショート寄りのボブです。
▼ ショートボブの特徴
- 長さ:あごラインより短め
- 首元:しっかり見える
- 重心:上寄り
- 後頭部に丸みがある
ボブよりも立体感と軽さが強いのが特徴です。
▼ 印象の違い
| ボブ | ショートボブ |
|---|---|
| 落ち着き | すっきり |
| ナチュラル | 大人っぽい |
| 重ため | 軽やか |
| 安定感 | 立体感 |
3. 長さの違いを具体的に説明すると?
一番わかりやすい判断基準はここ。
✔ あごより上 → ショートボブ寄り
✔ あご下〜肩上 → ボブ
ただし注意点。
長さだけでは決まりません。
同じあごラインでも、
- 丸みが上にあればショートボブ
- 重さが下にあればボブ
になります。
4. 重心の違いが印象を左右する理由
美容師が一番見ているのはここです。
■ ボブは「下重心」
毛先に厚みがあり、横にラインが出ます。
安定感があり、広がりを抑えやすい。
■ ショートボブは「上重心」
後頭部に丸みを出します。
トップがふんわりし、小顔効果が出やすい。
つまり、
✔ 頭の形をきれいに見せたい → ショートボブ
✔ ボリュームを抑えたい → ボブ
という考え方になります。
5. 似合う人の特徴【骨格別診断】
◎ 面長さん
→ ボブがおすすめ
横のラインが出るため、縦長を緩和できます。
◎ 丸顔さん
→ ショートボブも相性◎
トップに高さが出るとバランスが良くなります。
◎ 絶壁が気になる人
→ 圧倒的にショートボブ
後頭部に丸みを作れるため、骨格補正力が高い。
◎ 首が短いと感じる人
→ ショートボブ
首元が見えることでスッキリします。
◎ くせ毛・広がりやすい人
→ 重めボブ
軽くしすぎると広がる可能性あり。
6. よくある失敗パターン
① 思ったより短い
ショートボブは体感がかなり短く感じます。
② 広がった
軽くしすぎたショートボブは膨らみやすい。
③ 子どもっぽくなった
丸みの位置が低いと幼く見えることがあります。
7. 失敗しないオーダー方法
「ショートボブにしてください」だけでは危険です。
必ず伝えるべきポイント:
- 結べなくていいか
- 首をどこまで見せたいか
- 丸みは強めか自然か
- スタイリングは毎日するか
画像を2〜3枚用意するのがベスト。
8. 結局どっちがいい?美容師の本音
迷ったらまずはボブ。
理由は、
・長さを残せる
・修正しやすい
・失敗リスクが低い
一方で、
「イメチェンしたい」
「頭の形をきれいに見せたい」
ならショートボブ。
変化量が大きいのはショートボブです。
まとめ
ショートボブとボブの違いは:
✔ 長さ
✔ 首元の見え方
✔ 重心の位置
✔ 骨格補正力
同じ“ボブ系”でも、印象はまったく違います。
大事なのは
可愛いかどうかより、似合うかどうか。
そしてもう一つ大事なのは、
あなたが毎日扱えるかどうか。
髪型はデザインであり、日常です。
自分の骨格・髪質・ライフスタイルに合った選択をすれば、
ショートボブもボブも最高のスタイルになります。


