ヘアケア大好きサウナ大好きな美容師です。
今回の記事では、塩サウナと頭皮及び髪の毛の関係についてお話ししていきます。
そもそも塩サウナとは?
塩サウナとは、塩を全身に塗ったうえで楽しむサウナのことです。
最近では多くのスーパー銭湯施設で見かけるようになったのじゃ。
たいてい通常のサウナより低めの温度設定で湿度が高く設定されているので、高温なドライサウナが苦手な方で低温な塩サウナを好んでいる方もいるのではないでしょうか?塩サウナで塩を塗っていない方もよく見かけます。
良いことづくめな塩を塗らずに塩サウナに入るなんて勿体無い!
塩サウナの基本的な流れ
- 塩サウナ室の入り口辺りにある大量の塩ゾーンからこんもり塩を入手
- 席に座り全身に塗り込む(この時あまり強く擦り込みすぎないように。最初は塗るというよりは置く感じがオススメ)
- じんわりと汗をかいてきて塩が溶け始めて柔らかくなってきたら全身を優しくマッサージ
- 溶けた塩のスクラブ効果により、通常では取り除くことの出来ない余分な毛穴汚れを取り除く効果及び塩による殺菌効果等が期待出来る
- しっかり塩が溶けきったら外に出て水シャワーや水風呂で毛穴を引き締める
ハマると本当に気持ちいいのじゃ。塩サウナに入った後は肌がツルツルすべすべになっているのじゃ。
塩サウナの塩は頭皮にも塗ったほうが良い?
美容師目線で話すと間違いなく塗った方が良いのじゃ。
先述した体に塗り込む要領で頭皮にも塩を少しずつ置いていきます。じんわりと汗をかいて来たら優しく頭皮全体をマッサージしていきましょう。
すると頭皮の毛穴に詰まっている通常では取り除くことの出来ない溜まってしまった皮脂などの毛穴汚れがスッキリ取れて、サウナ終わりにはなんとも言えない爽快感に頭皮が包まれます。※塩の殺菌効果による頭皮の消臭効果も期待出来ます。
サウナが好きでもまだ塩サウナにチャレンジした事がない方は、自分でやるヘッドスパ感覚に是非毎回試してみて欲しいのじゃ。
塩サウナの塩は髪の毛にもつけたほうが良い?
塩サウナで頭皮の環境を改善するために、頭皮に塗るように出来るだけ頑張っていてもどうしても髪の毛についてしまうのが塩。これが塩サウナのデメリットとも言えます。
美容師目線でも塩が髪の毛に付き続けているのはあまり良くないのじゃ。(海からあがった後は髪の毛がパサパサになるじゃろう。)
男性であれば、求めるヘアスタイルにもよりますがそのパサつき具合が、髪の毛のボリュームが出たように感じて良い面もあると言えます。しかし髪の毛の長い女性であれば髪の毛のパサつきは出来るだけ最小限に抑えたいもの。基本的には塩サウナの後はトリートメント等で髪の毛のケアをしっかり行ってから帰宅しましょうね。
塩サウナの注意点
当然ですが、傷口や炎症を起こしている場所などは避けましょう。”塩”です。
ものすごく沁みて直ぐに出たくなるぞ。
また、顔も塗りたくなるのですが目の周りは皮膚も薄く、且つ溶けてきた塩が目に入ると最悪なのでその点も気をつけながら入りましょう。
まとめ
- 塩サウナにまだハマってない人は一度は挑戦するべき
- その際は頭皮にも塩を塗り込む
- 終わった後は髪の毛のケアをしっかり
以上に注意して塩サウナを楽しんでくれ。