「昔より髪が伸びにくくなった気がする」
「年齢のせいで髪はもう成長しないの?」
サロンワークをしていると、こうした相談を本当によくいただきます。
結論から言うと――
歳を重ねても髪は成長します。
ただし、“伸び方”や“質”は変わります。
今回は現役美容師の視点から、分かりやすく解説します。
結論:年齢を重ねても髪は伸びる
髪は「毛周期(ヘアサイクル)」という仕組みで生え変わっています。
- 成長期
- 退行期
- 休止期
このサイクルがある限り、基本的に何歳になっても髪は伸びます。
しかし問題は――
成長期の長さが変わることです。
なぜ「伸びなくなった」と感じるのか?
① 成長期が短くなる
若い頃は成長期が長いため、髪は長く伸び続けます。
しかし加齢により、成長期が短縮されることがあります。
すると、
- 髪が十分に伸びる前に抜ける
- 最大の長さが短くなる
という現象が起きます。
② 髪が細くなる
年齢とともに起きやすいのが「軟毛化」。
髪が細くなると、
- 切れやすい
- ボリュームが減る
- 伸びていないように感じる
という状態になります。
実際は伸びていても、ハリコシが弱くなっているためそう感じるのです。
③ 頭皮の血流低下
頭皮も皮膚の一部です。
加齢とともに血流が落ちると、毛根へ栄養が届きにくくなります。
特に40代以降で多いのが、
- 分け目のボリューム低下
- 前髪の密度低下
です。
髪の成長をサポートする美容師的アドバイス
ここからが本題です。
✔ 頭皮ケアを最優先に
顔と同じように、頭皮も保湿が必要です。
- 頭皮用ローション
- マッサージ習慣
- 血行促進ケア
これだけでも変わります。
✔ シャンプーの見直し
強すぎる洗浄力はNG。
アミノ酸系など、優しい処方のものがおすすめです。
✔ 栄養バランス
髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。
- タンパク質
- 亜鉛
- 鉄分
不足すると、成長力は落ちます。
美容師としての本音
「歳だから仕方ない」は半分正解、半分間違いです。
確かに加齢による変化はあります。
でも、何もしない人とケアしている人では差が出ます。
実際、50代でもハリのある髪を保っているお客様は多いです。
まとめ
✔ 歳を重ねても髪は成長する
✔ ただし成長期が短くなる
✔ 髪が細くなり、伸びにくく感じる
✔ 頭皮ケアで改善は可能

