
こんにちは。現役美容師のマタギおじさんです。
「洗い流さないトリートメントって、ミルクとオイルあるけど何が違うんですか?」
これ、実はサロンでもほぼ毎日聞かれる質問です。
ネット記事を見ても「しっとり」「サラサラ」ばかりで、正直わかりにくいですよね。
なので今回は、美容師としての本音でズバッと説明します。
🧴【違いは“肌に例えると”めちゃくちゃわかりやすい】
化粧品に例えるなら…
-
ミルク=美容液・乳液
-
オイル=クリーム・バーム
つまり:
種類 | 主な役割 | 吸収性 | 質感 | 向いてる髪 |
---|---|---|---|---|
ミルク | 内側に栄養を入れる | 高い(保湿) | 柔らか・しっとり | ダメージ毛・乾燥毛 |
オイル | 表面をコーティングする | 低い(保護) | ツヤ・まとまり | 広がりやすい髪・湿気対策 |
💡 美容師のリアルな“使い分け基準”を教えます
サロンで実際にお客様にお勧めする時、私たちはこう見ています:
▶ 髪がパサついてる・手ぐしで引っかかる → ミルク
→ 栄養不足。内部補修が必要。ミルクで「芯から潤す」方が先。
▶ 髪が広がる・ツヤがない・湿気でうねる → オイル
→ 表面のキューティクルが乱れている。オイルで「フタをする」ほうが効果的。
👀 例えるなら:
ミルクは“スープを染み込ませるパン”
オイルは“乾かないようにラップするフタ”
❌ よくある誤解:「オイルの方が高そうだから良い」はウソです
実際、高価なオイルを使っても、髪がガサガサのままな人いますよね?
それ、内側がスカスカのまま外だけ保護しても意味がないからです。
逆に、「ミルクだけでベタつくんですけど」という人もいますが、それは量かタイミングを間違えてるケースがほとんどです。
✨ 美容師のおすすめ「順番の魔法」:ミルク→オイルで最強仕上がり!
ダメージ毛〜くせ毛の方には、ダブル使いが実は最もおすすめ。
-
タオルドライ後にミルクを中間〜毛先になじませる
-
ドライヤーで乾かす
-
最後にオイルを毛先〜表面に薄く塗る
これだけで、髪の内部と外側、両方にケアとツヤを入れられます。
🎯 結局、どっちを選べばいいの?
▼ ミルクが合ってる人
-
ブリーチ・パーマ・カラーで傷んでいる
-
手触りがザラザラする
-
朝より夜にケアしたいタイプ
▼ オイルが合ってる人
-
湿気で広がる、うねる
-
ツヤが欲しい
-
時短でスタイリングを仕上げたい
👋 美容師のひとことアドバイス
「まずは自分の髪が“吸収したい状態”か“守りたい状態”かを見極めること」
これが正しい選び方の第一歩です。
ちなみに、私のサロンでも“何を使うか”より“いつ・どう使うか”を重視しています。
だから「どっちがいいですか?」ではなく「あなたの髪には今、これが必要」と伝えるようにしています。
📝 まとめ
-
✔ ミルク=内側ケア(保湿・補修)
-
✔ オイル=外側ケア(ツヤ・防御)
-
✔ どちらもタイミングと使い方で効果が変わる
-
✔ 実は「両方使う」が一番きれいになれる
🔗 実際におすすめのヘアオイルが知りたい方へ
「じゃあ、具体的にどのオイルがいいの?」という方はこちらをチェック👇
▶ ミルボンエルジューダの選び方2025最新版【全18種類を現役美容師徹底解説】

→ 髪質別にプロ目線で紹介しているので、自分に合った1本が必ず見つかるはずじゃ!
コメント