「白髪染めってやっぱり傷みますよね?」
「普通のカラーの方が優しいんですか?」
サロンで本当によく聞かれる質問です。
結論から言います。
基本的には“白髪染めの方がダメージが出やすい傾向”があります。
でも、
これは単純に「白髪染め=悪」ではありません。
今日はその理由を、美容師目線でわかりやすく解説します。
まず結論の理由から
白髪染めが傷みやすいと言われる理由は主に3つあります。
① 染料の量が多い
白髪はメラニン色素がない状態。
つまり、色を入れるには
しっかり濃い染料を入れ込む必要がある。
そのため、ファッションカラー(普通のカラー)より
染料濃度が高く設定されていることが多いです。
② アルカリがやや強めなことが多い
白髪は黒髪よりも
・乾燥しやすい
・硬くなりやすい
・弾力が出やすい
という特徴があります。
そのため、しっかり染めるには
キューティクルをより開く必要があり、
結果として
アルカリ設定がやや強めになるケースが多いです。
アルカリが強い=キューティクルが開きやすい=ダメージリスク増。
③ 繰り返し頻度が高い
ここが実は一番大きい。
白髪染めは
・3〜6週間に1回
・根元中心に繰り返す
これが続くと、
毛先には何度も薬剤が重なります。
ダメージは「1回の強さ」よりも
回数の積み重ねの方が影響が大きい。
でも実は…
最近のカラー剤は進化しています。
昔の白髪染めは確かに強めでしたが、
今は低アルカリ設計やケア成分配合のものも増えています。
つまり、
絶対に白髪染めの方が傷む、とは言い切れません。
美容師の薬剤選定次第で
ダメージは大きく変わります。
逆に、普通のカラーでも傷むケース
・ハイトーン
・ブリーチ履歴あり
・毎回全体染め
・高明度カラーを繰り返す
こういった場合は、
普通のカラーの方がはるかにダメージが大きくなります。
特にブリーチは別格です。
本当の答え
どっちが傷むか?ではなく、
✔ 今の髪の状態
✔ どの明るさを目指すか
✔ どれくらいの頻度で染めるか
✔ 美容師がどうコントロールするか
ここが本質。
ダメージを最小限にする方法
・毎回毛先まで染めない
・必要以上に明るくしない
・前処理・後処理をきちんとする
・ホームケアを変える
白髪染めでも、
ツヤ髪をキープしている方はたくさんいます。
まとめ
一般的な傾向としては
白髪染め > 普通のカラー
でダメージが出やすい場合が多い。
でもそれは
設計とやり方次第でいくらでも変わる。
「白髪染めだから傷む」と諦めなくて大丈夫です。
大切なのは
今の髪に合った薬剤選びと塗り分け。
気になる方は、
今の履歴を一度整理してみてください。


