「髪が細いからパーマはすぐ取れますよね?」
これ、お客様から本当によく聞かれます。
結論から言うと、
細い髪は“かかりにくい”のではなく、“持ちにくい”ことが多い。
ここが大きな違いです。
今日は美容師目線で、わかりやすく解説します。
そもそも「髪が細い」とはどういう状態?
髪が細い人の特徴は
・一本一本が柔らかい
・ハリコシが出にくい
・ボリュームが出にくい
・ぺたんこになりやすい
このタイプの髪は、内部のタンパク質量が比較的少なめなことが多いです。
つまり…
薬剤は入りやすいけど、形をキープする力が弱い。
これがポイント。
細い髪は本当にパーマがかかりにくいの?
答えはNO。
むしろ薬剤は入りやすいので、
その場ではちゃんとかかることが多いです。
問題はその後。
・数週間でゆるくなる
・濡れてると出るけど乾くと消える
・ダレやすい
こう感じやすいのが細毛さんの特徴です。
なぜ持ちにくいのか?
理由は大きく3つ。
① 髪の体力が少ない
細い髪は内部密度が低めなので、
カールを支える力が弱い。
② 水分の影響を受けやすい
湿気で伸びやすい。
汗や雨で取れやすい。
③ ダメージが出やすい
強い薬剤を使うとチリつきやすい。
結果、攻めたパーマがかけづらい。
美容師が細毛さんにやる工夫
ここがプロの仕事です。
✔ 薬剤は弱め〜中間設定
✔ 放置時間でじっくりコントロール
✔ ロッドは少しだけ小さめ
✔ 仕上がりより“半段階強め”を狙う
✔ 前処理で髪の補強をする
「ゆるふわ希望」でも、
実際は少し強めにかけることが多いです。
なぜなら、1ヶ月後にちょうど良くなるから。
デジタルパーマとコールド、どっちがいい?
細毛さんの場合、
✔ ボリューム出したい → コールドパーマ
✔ 乾かすだけで再現したい → デジタル
ただし、ダメージ履歴次第。
ブリーチ毛の場合はかなり慎重になります。
細い髪の人が失敗しないために
- 「すぐ取れるのが怖い」と必ず伝える
- 普段のスタイリング方法を共有する
- ダメージ履歴を正直に話す
そして一番大事なのは、
細い髪=パーマ向いてない
ではない、ということ。
むしろ、うまくかければ
「ぺたんこ解消」「トップふんわり」は最大の武器になります。
まとめ
細い髪は
× かかりにくい
○ 持ちにくいことがある
だからこそ、
髪質を理解してかけることが大事。
もしあなたが
「いつもすぐ取れる」と感じているなら、
それは髪質のせいだけではなく、
かけ方が合っていない可能性もあります。
一度、細毛に慣れている美容師に相談してみてください。


