「洗い流さないトリートメントって結局どれがいいの?」
美容室でも本当によく聞かれる質問です。
オイル?ミルク?ミスト?
種類が多すぎて、なんとなく選んでいませんか?
実はこれ、髪質やダメージ状態に合っていないと逆効果になることもあります。
この記事では、現役美容師のリアルな目線で、
・オイル・ミルク・ミストの違い
・それぞれのメリットとデメリット
・髪質別おすすめタイプ
・よくある間違い
・正しい使い方
を、一般の方にも分かりやすく徹底解説します。
そもそも洗い流さないトリートメントの役割とは?
まず前提として、洗い流さないトリートメントの目的は主に3つあります。
- ドライヤーやアイロンの熱ダメージから守る
- 髪の水分・油分バランスを整える
- 指通りやまとまりを良くする
つまり「補修+保護」が目的です。
ただし、種類によって得意分野が違います。
① オイルタイプの特徴
特徴
・油分がメイン
・ツヤが出やすい
・コーティング力が強い
・しっとりまとまる
オイルは髪の表面をコーティングしてくれるのが最大の特徴です。
広がりやすい髪を抑える力が非常に強いです。
向いている髪質
✔ くせ毛・広がりやすい
✔ ブリーチ毛
✔ 硬毛・多毛
✔ パサつきが強い
特に湿気で広がる人にはオイルは相性抜群です。
デメリット
・つけすぎるとベタつく
・細毛だとペタンコになりやすい
・内部補修力は弱め
オイルはあくまで「外側の保護」がメイン。
ダメージが深刻な場合はオイルだけでは足りません。
② ミルク(クリーム)タイプの特徴
特徴
・水分+油分のバランス型
・内部補修成分が多い
・柔らかくまとまる
・重すぎない自然な質感
ミルクタイプは「保湿+補修」のバランス型。
美容師目線で言うと、一番万能です。
向いている髪質
✔ ダメージ毛
✔ カラー毛
✔ 普通毛
✔ 乾燥しやすい髪
ブリーチまではしていないけど、カラーやアイロンで傷んで髪の毛が乾燥していると感じている人に特に最適です。
デメリット
・湿気対策はオイルほど強くない
・ツヤ感はやや控えめ
まとまり重視ならオイル、
補修重視ならミルクというイメージです。
③ ミスト(ウォーター)タイプの特徴
特徴
・水分がメイン
・軽い仕上がり
・サラサラになる
・ベタつかない
ミストはとにかく軽い。
重さが出ないのが最大のメリットです。
向いている髪質
✔ 細毛・軟毛
✔ ボリュームが出にくい
✔ ベタつきが嫌い
✔ 子どもやメンズ
朝の寝ぐせ直しにも使いやすいです。
デメリット
・保湿力は弱め
・ハイダメージ毛には物足りない
ダメージが強い人は、ミスト単体だと正直パワー不足です。
【美容師が教える】髪質別おすすめまとめ
● 広がるくせ毛・多毛
→ オイルメイン
必要ならミルクを先につけて重ね付けも◎
● カラーでパサついたり乾燥が目立つ普通毛
→ ミルクがベストバランス
● 細毛・ペタンコになりやすい
→ ミスト or 軽めミルク
● ブリーチ毛・ハイダメージ
→ ミルク+オイルのダブル使い
実は多い!間違った選び方
美容室でよくある失敗例。
「人気だからオイル買いました」
→ 細毛の人が使ってベタベタ
「軽い方がいいと思ってミスト」
→ ブリーチ毛で全然足りない
大事なのは流行りではなく、自分の髪質基準で選ぶこと。
正しい使い方(これで仕上がりが変わる)
① タオルドライ後、毛先中心につける
② 手のひらでしっかり伸ばす
③ 根元にはつけすぎない
④ 粗めのコームで均一に
量の目安(ミディアム)
・オイル → 1〜2プッシュ
・ミルク → 10円玉大
・ミスト → 5〜10プッシュ
つけすぎはベタつきの原因になります。
美容師目線の本音アドバイス
正直に言います。
「全部1本で完璧」はほぼありません。
髪の状態は
・ダメージ
・湿度
・季節
・年齢
で変わります。
だから本当は、
夏は軽め、冬はしっとりなど使い分けが理想です。
迷ったらこれを基準に
・広がる → オイル
・傷んでいる → ミルク
・重くしたくない → ミスト
まずはこのシンプルな基準でOKです。
まとめ
洗い流さないトリートメントは
✔ オイル=コーティング・ツヤ・広がり防止
✔ ミルク=補修・保湿・万能タイプ
✔ ミスト=軽さ・サラサラ・細毛向き
大事なのは「流行り」ではなく「髪質に合うか」。
もし今のアウトバスで満足していないなら、
それはあなたの髪に合っていない可能性が高いです。
正しく選べば、
ドライヤー後の仕上がりは本当に変わります。
毎日の積み重ねが、半年後の髪を作ります。
ぜひ、自分の髪質に合うタイプを選んでみてください。

