夏になると増える質問。
「海やプールってやっぱり髪に悪いですか?」
結論から言うと、確実に髪には影響があります。
でも、正しいケアをすればダメージを最小限に抑えられます。
今回は現役美容師の視点で、夏に実際にサロンで見かける髪の変化も含めて解説します。
① 海水に入ると髪はどうなる?
海水は約3%の塩分を含む「強いアルカリ寄りの環境」。
髪に起こる影響は大きく分けて3つ。
■ 髪の水分が奪われる
- 塩分により髪の内部水分が外に出やすくなる
- 結果:ゴワつき・パサつきが増える
実例:7月に来店した20代女性のお客様、3日間海水浴後、毛先が絡みやすく指通りが悪化。シャンプー後のトリートメントでやっとまとまる状態でした。
■ キューティクルが開く
- アルカリで髪表面が開きやすくなる
- 結果:ダメージ進行、カラー退色が加速
実例:ブリーチ+カラー済みの学生さん、海水浴後にカラーが明るく抜けて黄みが出ていました。
■ 紫外線との相乗効果
- 海は反射も加わり紫外線ダメージが倍増
- 濡れた髪は無防備状態で乾燥・切れ毛が起こりやすい
② プール(塩素)の影響
プールも注意が必要です。
■ タンパク質の酸化
- 塩素が髪のケラチンを酸化
- 結果:手触りがキシキシ、絡まりやすい
実例:夏休み中の中学生男子、毎日プールで髪がキシキシに。ブリーチしていない黒髪でも手触りが悪化しました。
■ カラー退色
- ハイトーンやブリーチ毛は色が抜けやすい
③ 縮毛矯正・髪質改善毛への影響
- 縮毛矯正は基本的に取れません
- ただし乾燥や硬さが出やすい
実例:縮毛矯正済み30代女性、海水浴後に毛先が硬くパサつき、柔らかさが失われていました。保湿トリートメントで改善。
④ サロンでよく見る「夏終わりの髪」
9月に多い状態:
- いつもより広がる
- 手触りがゴワゴワ
- カラー退色・黄みが出る
→ 海・プール+紫外線の影響が原因です。
⑤ 美容師おすすめの夏前後ケア
海・プール前
- 髪を真水で濡らす(塩分・塩素が入りにくくなる)
- 洗い流さないトリートメントを毛先中心につける
- ゴムでまとめると摩擦軽減
入った後
- できるだけ早く真水で流す
- その日のうちにシャンプー
- 毛先中心に保湿系トリートメント
帰宅後
- しっかり乾かす
- アウトバスやオイルで油分補給
実例:毎年夏にサロンで海水浴後の相談がある20代女性、事前にアウトバス+濡らしてまとめておいたことで、ダメージが例年の半分に抑えられました。

現役美容師おマタギおじさん
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⑥ まとめ
- 海・プールは確実に髪にダメージを与える
- 実際にサロンでは広がり・キシみ・カラー退色が多発
- でも、事前対策+帰宅後ケアで大きく防げます


