今回は「面長に似合う髪型って何?」というお悩みに、プロ目線でわかりやすく解説していきます。
面長さんは“大人っぽく上品に見える”という魅力がある一方、髪型によっては
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顔が長く見える
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寂しい印象になる
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似合う髪型が少ない気がする
と悩む方も多いです。
実は、ポイントさえ押さえれば面長さんは髪型の幅がとても広いんです!
◆ 面長さんに似合う髪型の黄金ルールは「縦を短く・横を広く」
面長の特徴は
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額〜鼻〜あごの縦ラインが長い
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ほお骨よりあごラインがスッと見える
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全体的にシャープな印象になりやすい
これをカバーするためには、
✔ 横にボリュームを出す
✔ 額を隠して縦の余白を短くする
✔ あご下あたりに“丸み”を作る
この3つがポイントになります。
【似合う髪型7選】現役美容師がプロの視点で解説
① ひし形ショート(黄金シルエット)
面長カバー最強のショート。
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頭のハチより少し下にボリューム
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顔まわりは前下がりでフェイスラインを優しくカバー
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後頭部に丸みを出すと立体感UP
→ 横幅が広がり、顔の縦ラインが自然に短縮。
② 前髪ありのボブ(眉下〜目の上の長さ)
ボブは面長さんにとても相性がいいです。
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長めのシースルーバング
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ふんわり丸みのあるフォルム
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あごラインでやや内巻き
→ 小顔に見え、柔らかい印象を作れます。
③ 外ハネボブ(レイヤー控えめ)
最近人気の外ハネも面長さんは得意。
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レイヤーを入れすぎない
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肩〜鎖骨ラインで“横広がり”のシルエット
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顔まわりに軽い後れ毛を作るとバランス◎
→ 首が長い方は特に似合いやすい。
④ 丸みミディ(低めレイヤー)
ミディアムでも面長をカバーできます。
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レイヤーは低めに控えめ
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表面だけ軽く動きを入れる
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顔まわりにレイヤーを入れすぎない
→ 丸さを残すのがポイント。
⑤ ふんわりパーマ(ゆるウェーブ)
面長さんはパーマが似合います。
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横に広がる動きが面長を縮める
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柔らかく可愛い印象にできる
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毛先中心にリバース&フォワードをまぜると華やか
→ スタイリングも簡単で、毎朝の手間が減る!
⑥ シースルーバング × ロング
「ロング=面長を強調する」と思われがちですが、前髪次第で解決できます。
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目に少しかかる長め前髪
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顔まわりにレイヤーで“くびれ”を作る
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毛先は重すぎず軽すぎずのミックス巻き
→ 縦のラインを自然に分断できるので相性◎
⑦ サイドバングのある髪型(どの長さでもOK)
実はこれが一番大事です。
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こめかみから頬骨に沿うように前髪を薄く作る
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顔まわりだけゆるく内巻きにする
→ 顔の縦のラインを物理的にカットして小顔効果が最大に!
◆ 面長さんが避けたほうがいい髪型(プロが正直に言うと…)
✖ 額全開のセンターパート(長い人ほど注意)
→ 顔の縦ラインが強調される。
✖ レイヤーを入れすぎたウルフ
→ 横幅がなくなり、さらに縦長のシルエットに。
✖ ストレートのロング(前髪なし)
→ シャープになりすぎて大人っぽさを超えて“疲れて見える”ことも。
◆ 現役美容師としてのアドバイス
「似合う髪型=顔のタイプ」だけで決まるわけではありません。
実際には
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髪質(直毛・くせ毛・硬い・柔らかい)
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頭の形
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生活スタイル
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セットの得意・不得意
ここまで含めて設計するのが美容師の仕事です。
美容室で「面長なので似合う髪型に…」と言うだけでも、プロがしっかり調整してくれますよ。
まとめ|面長さんは“丸み”と“横幅”で一気に垢抜ける
面長さんの魅力は 上品・大人っぽい・洗練された雰囲気。
その良さを引き出すには、
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前髪あり
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顔まわりに動き
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横をふんわり広く
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丸みのあるシルエット
この4つを意識するだけで、似合う髪型の幅は一気に広がります。
迷ったら、面長に合う形の中で「あなたの髪質に合うもの」を提案してくれる美容師さんに相談するのが一番ですよ。

当ブログ別記事では丸顔さんに似合う髪型についても解説をしているぞ。


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